たくさんのアイデアを盛り込んだ便利に使えるケースを目指しました
キーホルダーをはじめ、財布を収容することができる内ポケットと、その外側へ携帯電話を収容することができるポケットの2段構造になっています。
まずは、内ポケット。財布もしっかりホールドすることができるポケットとして設計。お札を折らずに入れることができるサイズの財布でも十分に入ります。100 x 200 x 20(ミリ)程度がポケットに入ります。CDやMDなどのヘッドフォンも収まるサイズです(写真1)。パスポートやPSPなどのゲーム機も収まります。
しっかりホールドされているので、そのままでも落ちたりすることはありませんが、ボタンを留めることで落下を防止します。頻繁に出し入れすることを考慮して、ボタンを採用しています。この内ポケットの中にはアレスのロゴマークが入ります(写真2)。
次は、外側にある携帯ポケット。落ちないようにしっかりホールドしつつ、電話がかかればすぐに受けられるようように。ふたつを両立できるようにあらゆる工夫をしています。試行錯誤を何度も繰り返した部分です。
携帯電話は、ストレート、フリッパーなど、様々なタイプがありますが、横幅50(ミリ)までのサイズなら、問題なく収容することができるよう工夫しています(意匠登録申請中)。主にストレートタイプを意識した作りになっていますが、フリッパー式でも十分に使えます。どちらへ切り替えても、うまく収容できる構造を採用しています。ケースに細工があり、切り替えられるようになっています。また、ご希望のお客様には、ご利用頂く携帯のタイプも考慮し、その都度製作を工夫しますのでご相談ください。
ボタン部分のアップと携帯電話を納めた様子です。新たにマグネット式ボタンを採用し、さらに使いやすくなりました。これは、強力なマグネットボタン機構となっていて、しっかり携帯電話をホールドすることと、ワンタッチで携帯電話が取り出せることを両立させたものです(写真3,4)。
もちろん、普段の仕事や生活に支障がないように、身体への負担を最小限に抑えられるようにも工夫をしています。体力的にも精神的にも利便性を優先しつつ、限られた空間で最大限の機能を確保します。
肩の紐は長さが調整できるようになっています。標準的な体型に見合うように設計していますが、ご相談くだされば体型に合わせて製作します。大きめ、小さめ、どちらも対応します(写真5,写真A)。
中に着込んだときも、目立たないことはもちろん、ふくれあがったり、格好に違和感を与えないよう、体型にフィットする作りにもなっています(写真5)。 |