コードバンとは、サラブレッドやポニー等の馬からは採れず、ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている
農耕馬からのみ副産物として採る事ができる革です。
この農耕馬の臀部の分厚い革に守られた厚さ2mm程度のコードバン繊維を丁寧に表と裏から削り出す採取方法が
宝石採掘のようであるとして『革の宝石』と呼ばれています。

また、その独特の硬質な素材感から高い硬度を持った希少価値の高い宝石である、ダイヤモンドに比喩されています。

アレスのコードバンはフルベジタブル・タンニングレザーのように原皮をタンニン液を満たした槽に浸し
約一ヶ月かけて基礎素材を作りあげ、水染めで染色仕上げした『素あげオイルコードバン』です。
革表面を顔料で覆うのではなく染め上げて仕上げていくので、一般的に知られているコードバンにはない自然な
表情・透明感等を楽しむ事ができます。
また、染色仕上げなので、裏面及び切り口面も染色されている芯通しの革になります。



素あげなので、革表面は自然な表情をそのまま活かした仕上げをしています。
その為通常では隠れてしまう血筋や、シワ・ピンホールと呼ばれる独特の毛穴の痕までお楽しみ 頂けます。




















メニュー